インフルエンザの初期症状と対策法

冬場に流行しやすい病であるインフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症の一つです。咳などの排出により空気に乗り広がる飛沫感染により人体に侵入し、気温が低く乾燥しやすい冬場はインフルエンザウイルスが活動しやすい環境なので冬場に流行りやすいです。
この感染症による初期症状は一般の風邪と異なり、全身に不調を伴うことが多いと言われます。普通の風邪の場合、様々な原因菌が粘膜を通過し体内に侵入して炎症などを起こします。鼻づまりや鼻水、喉の痛み、咳など顔の付近から不調が始まり症状は比較的軽く局所的なものが多いです。
一方でインフルエンザは発症後急激に38度以上の高熱が出始め、風邪に見られる鼻水や咳、くしゃみなど、最初はあまり見られません。代わりに悪寒、関節痛や筋肉痛、頭痛を初期に感じられ特に前半3つの不調がある場合はインフルエンザを発症している可能性が高いと言われます。

インフルエンザの潜伏期間と予防方法

インフルエンザは急激に熱を初めとした全身の不調を伴う病であり、原因菌が体内にいる潜伏期間も約1日から2日と短いです。インフルエンザは潜伏期間も短く感染力が高い病なので、発症したかもしれないと思ったらまずは医療機関に向かい検査を行いましょう。
早い段階で感染してるとわかれば24時間から48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すれば重症化が避けられ、発熱期間が短縮され回復しやすくなります。自分で可能な対策法としてはまずはこれ以上の感染を防ぐためマスクを着用しましょう。
発熱中は脱水症状を引き起こしやすくお茶やスープを摂取し水分補給を欠かさないように、そして十分な睡眠を取りましょう。この感染症が流行しやすいのは12月の下旬頃と言われ、ワクチン接種をするのも一つの手段です。
インフルエンザにはいくつか種類があり、B型と呼ばれるタイプは発熱しないこともあり、下痢などの消化器症状が強く出る傾向があります。その為感染してると気づきにくく発見が遅れがちなので、ワクチン接種でリスクを軽減することも大切でしょう。

インフルエンザ治療薬について

インフルエンザの治療薬にはいくつか種類がありますが、どの薬にも共通して言えるのは確実に原因菌を除去はできません。病院などで処方される治療薬はウイルスの増殖を抑える働きを持っており、基本的には自分の免疫で回復します。なので、早く回復するためには発症してから48時間以内に薬を服用する必要があります。

インフルエンザ治療薬:タミフル

タミフルはA型やB型のインフルエンザに効果があり、ウイルスが増殖する際必要となる物質の機能を阻害する働きを持ってます。カプセル剤のような内服薬であり、5歳未満の小児や乳幼児に使用可能で年齢制限はないと言われますが厚生労働省では10歳以上の患者は原則控えたほうが良いと注意喚起してます。
タミフルには下痢や吐き気、嘔吐などの副作用があり、腎機能障害を持つ人、65歳以上の高齢者はこうした不調を引き起こしやすいと言われるので持病持ちの人などは医師に報告すべきです。

インフルエンザ治療薬:リレンザ

粉末吸入薬であるリレンザは消化器症状が出やすいB型のインフルエンザ患者に効果が高いです。対象年齢は5歳以上と言われ、専用の呼吸器から出る粉末の薬を吸って肺を通じ呼吸器から治療していきます。リレンザも下痢や吐き気、発疹、頭痛といった副作用が見られますがこの治療薬は錠剤と違い全身へ作用しないのでこうした不調はあまり出にくいと言われ、治療費も安価です。

インフルエンザ治療薬:イナビル

リレンザ同様に粉末吸入薬であるイナビルは長期間ウイルス増殖抑制効果が作用する特徴があり、1回の吸入で済む長所があります。タミフルなどの治療薬は基本的に5日間使用し続ける必要がありますがイナビルの場合、1回で終わるので飲み忘れを防げます。
成人や10歳以上の患者なら2容器を1回分これはイナビル約40mg分を指し、10歳未満の患者は半分の約20mg、1容器を1回処方します。ちなみに予防目的で使用ができますが、この場合保険が適応されないので購入するのなら6000円から9000円の自己負担がかかります。

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